先日亡くなられた田辺聖子さんの短編集を読んだ。
学生時代は大好きでお聖さんの小説をよく読んだ。
描かれていた大人の恋愛に憧れてものだ。
かもかのおっちゃん(ご主人)のようだ相手と巡り合いたいとも夢見た。
表題の『ジョゼと虎と魚たち』のほかに『お茶があつくてのめません』『うすうすは知っていた』『恋の棺』『それだけのこと』『荷造りはもうすませて』『いけどられて』『男たちはマフィンが嫌い』『雪の降るまで』の短編集。
どの作品の女性も仕事をもち自立している。かっこいい女性達ばかり。お相手の男は不倫あり、落ちぶれてたり、学生だったりといろいろ。素敵な方でばかりではない。
かなり前の作品だけど今読んでも古さはなく、ときめけるのがお聖さんの小説ね。
田辺聖子さんは小説だけでなく古典も好き。
源氏物語も読みやすかった。
ご冥福をお祈りいたします。
- ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)
- KADOKAWA
- 2014-01-08
- Kindle本
- 新源氏物語(上)(新潮文庫)
- 新潮社
- 2016-09-02
- Kindle本
- 新源氏物語(下)(新潮文庫)
- 新潮社
- 2016-09-02
- Kindle本